クリスマスを着物で愉しむ心と装い

着物着付け教室福岡  麗和塾  内村圭です。

今年は平年並みの気温の予報のクリスマス♪私も今日と明日は家で仕事をしながら、マライヤ・キャリーや山下達郎の名曲を、いったい何度耳にすることになるのか数えてみようと思っています。こうした小さな遊び心が、年末の慌ただしさを和らげてくれますね。

クリスマスといえば、やはり印象的なのは赤・緑・白の三つの色。一般的なクリスマスカラーとして知られていますが、それぞれに意味があると言われています。赤はキリストが流した血の象徴、緑はヒイラギをはじめとした常緑樹の生命力、白は雪の清らかさ、そして金は星の輝きを表すともいわれています。色に込められた物語を知ると、装いにもより深いイメージが広がります。

近年では、クリスマスモチーフの着物や帯も数多く見られ、どれも魅力的です。ただ、普段の着物にさりげなく小物でクリスマスカラーを取り入れるだけでも、十分に季節感を楽しむことができます。帯締めや帯揚げ、半襟、バッグなど、小物一つで雰囲気が変わり、気軽にクリスマス気分を味わえるのも着物の醍醐味です。SNSではクリスマスが近づくと、多くの方が工夫を凝らしたコーディネートを披露され、見るだけで心が弾みますよね。

私も先日、クリスマスカラーを取り入れた着物姿でランチに出かけました。特別なクリスマス柄ではありませんが、色合わせを意識すると、普段の着物が一気に華やぎ、思わず気分が高まります。師走は慌ただしい時期ですが、季節感を装いに取り入れることで、日々の忙しさの中にも喜びや余裕が生まれます。ほんの少しの工夫で、いつもの着物時間が特別なひとときに変わるのです。

どうぞ皆さま、素敵なクリスマスイブをお過ごしください。季節の彩りとともに、たくさんの喜びと幸せが満ちる温かな時間となりますようお祈り申し上げます。