着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。
着物教室をしていると「着物を沢山お持ちなのでしょう?何枚くらい持っているのですか?」と尋ねられることがあります。他の先生方はそうなのかもしれませんが、私は着物コレクターではないので必要な分だけを持っていれば良いと考えています。
私の手持ちの着物は、若い頃に月賦で購入したものや、祖母や母から受け継いだものがメインです。譲り受けた着物からリサイクル着物、さらには今では買えないような高価な着物まで、様々な種類があります。これらの着物は、私にとって好きか嫌いか、着やすいかどうか、そして着回ししやすいかどうかというポイントで選んでいます。

私にとって、着物はただの衣服ではなく、歴史や伝統、そして着る人の個性を表現する手段です。そのため、着物選びは単なる服選び以上の意味を持ちます。一枚一枚の着物には特別な思い出や意味があり、それが私の着物選びの基準となっています。
着物は日本の文化や伝統を体現するものであり、着る人によってその魅力が異なります。私は自分なりの着物スタイルを楽しんでおり、必要な時にはそれぞれの着物を大切に使っています。着物を通じて、日本の美しさや魅力を伝えることができることに、いつも感謝しています。