着物姿に見る「個性」

着付け教室福岡　麗和塾　内村圭です。

最近は、着物の種類が非常に豊富で、個性的なものが多く見られますね。それに加えて、着物の着こなし方も多岐にわたり、その度に新しい発見や刺激を受けることがあります。

着物文化が自由な方向に進化していることを感じます。これまでにない広がりを感じる中、個性というものが着物を通じて表現されています。

着物を身に着けることで表れる「個性」は、必ずしも手を加える必要があるわけではなく、その人のセンスや選び方、着こなし方によっても表現されます。従来の着物であっても、きちんとした着こなしやゆとりを持たせた着方、配色の組み合わせ、全体の調和などが個性を引き出す要素となります。

時折、意外な人（着物の印象がない人）が着物を着ておられるのを見ると、その人の新たな一面を発見したり、洋服では見ることのない個性が着物姿から溢れ出ていることを感じます。このように、着物は人それぞれの個性を引き立て、多様性や魅力を発見できる良さがあります。