着物の魔法

着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。

 

着物は日本人の標準体型に合わせて作られ、年齢を重ねることでその美しさが一層引き立つものです。40代や50代になると、これまでの洋服がしっくりこなくなるという声がよく聞かれます。私も同じように感じますし膝の手術後に高いヒールを履くのが難しくなり、歩きやすい靴に移行しました。

年齢とともに健康を考える中で、ヒールで颯爽と歩く姿に憧れながらも、健康を優先する為に変えたことです。その中で、着物を着ることが体型や顔立ちに味を加え、自分にとっての理想的なものとなりました。

 

 

着物を着る際に使用する草履や下駄も、足を締めつけずに足に優しくフィットすることがとても楽で足に負担をかけず、長時間歩けることで、着物の良さに改めて気づかされました。年齢を重ねた今こそ、着物を取り入れてみることは素晴らしいことです。

着物を選ぶ際、その日の気分や行き先を考えつつも、楽しさを重視しています。洋服では楽なことを優先する中で、着物を着る際には髪型やメイクにもこだわり、それが楽しみの一環となっています。自分のために着物を身にまとうこと、そしてその着ること自体を愉しむことは、私にとって未だに続く喜びです。これからも、その楽しみを大切にし、着物との素敵な時間を重ねていきたいと思います。