着物を身近に取り入れる秘訣

着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。

11月に入り、街がクリスマスカラーで飾られてきました。普段あまり着物を着る機会がないかもしれませんが、クリスマスのお食事や忘年会には着物を着てみたくなりますね。

この季節、お店でクリスマスモチーフの帯留やビビッドな色の帯〆帯揚が並び、小さな小物でも季節感を楽しむことができます。着物はその季節ごとのおしゃれを楽しむのにぴったりなアイテムです。

最近、木綿の着物が本当に人気です。普段のおしゃれに着物を取り入れたいと思っても、正絹の着物は価格的にもお手入れが難しいため、敷居が高く感じられることがあります。特に今は、一度着たら洗いたくなるという要望が多いため、ご自宅で手入れができるリーズナブルな木綿着物は非常に魅力的です。

 

 

しかし、価格とお手入れだけでなく、木綿が注目を浴びる理由は、おしゃれな色柄が多く登場していることです。かつて木綿は作業着や地味なホームウエアに使われ、地味で汚れが目立たない色柄しか存在しませんでした。しかし、現在は鮮やかで可愛らしい木綿着物が多数販売されています。白いもの、ポップな柄、そして伝統的な絣模様も、現代風にアレンジされています。

木綿着物を持っていると、着物を着る機会が格段に増えるでしょう。雨天でも問題ありませんし、汚れても手軽に洗えます。そのため、着物が気楽に身近に感じられます。さらに、多彩な色柄から選ぶ楽しみがあり、コーディネートを考えることでおでかけがより楽しくなります。着物を身近に取り入れ、日常の小さな選択を楽しんでみましょう。