着付けを習い始めたきっかけ

着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。

 

私が着付けを習い始めたのは、幼少期からの茶道の経験がきっかけでした。幼い頃から茶道を習っていた私は、着物を着る際にはいつも母が着せてくれていました。しかし、両親の転勤に伴い一人暮らしをするようになり、自分で着物を着る必要性が生じました。これが、私が着付けを学び始めることを決意した理由です。初めは、非常に軽い気持ちで始めました。

最初のステップは、自分で着物を着る練習からでした。当時通っていた教室では、多くの生徒が集まり、広い和室で円を組んでお稽古をしていました。毎週一度、お稽古に通いながら、着付けの基礎を学びました。

 

 

自分で着物を着るという目標は、思っていた以上に挑戦的でしたが、その分達成感も大きかったです。最初は、帯を結ぶのにも手こずり、何度もやり直すことがありました。それでも、少しずつ上達していく過程は非常に楽しく、次第に自分で着物を着ることができるようになりました。

 

お稽古を続けるうちに、次第に自信がつき、自分で着物を着ることが日常の一部となりました。自分で着物を着ることができるようになると、茶道のお稽古だけでなく、日常生活でも着物を楽しむことができるようになりました。着物を着ることで、姿勢や所作が自然と美しくなり、心も引き締まるように感じました。

また、着付けを学ぶことで、着物の美しさや伝統文化への理解も深まりました。着物はただの衣服ではなく、日本の文化や歴史が詰まった特別なものだということを実感しました。自分で着物を着ることで、その魅力をより深く感じることができました。

着付けを習い始めた当初は、ただ自分で着物を着ることが目標でしたが、次第にそれが楽しみへと変わっていきました。着物を通じて、日本の伝統文化に触れることができる喜びや、自分自身を美しく見せることの喜びを感じるようになりました。着物を着ることで、日常の風景が新たに見えるようになり、生活が豊かになることを実感しました。

着付けを学ぶ過程で得た技術や知識は、私にとって大きな財産となりました。自分で着物を着ることができるようになったことで、茶道のお稽古や特別な場面だけでなく、普段の生活でも着物を楽しむことができるようになりました。これからも、着物の美しさや魅力を楽しみながら、日々の生活を豊かにしていきたいと思います。

着付けを習い始めたきっかけは、両親の転勤による一人暮らしから生じた必要性でしたが、その過程で得たものはそれ以上に大きなものでした。着物を自分で着ることができるようになったことで、自信や喜びを感じることができました。これからも、着物を通じて日本の伝統文化に触れ、その魅力を楽しんでいきたいと思います。