「また逢いたい」と思われる自分を目指して

着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。

 

最近、たくさんの人が集まる場に同席する機会が増えました。その中で、言葉を交わさなくても「素敵な方だな」「またお逢いしたいな」と自然に感じる方に出会うことがあります。一方で、残念ながら逆の印象を受ける場合も少なくありません。このように多くの人がいる中でも、互いに見て、感じ取っているものなのだと改めて気付かされました。

素敵だと思う理由と自分への意識

「素敵だな」と思うのは、たとえば美しい着物姿であったり、立ち居振る舞いや穏やかな表情、話し方など、様々な要素が関わっています。そのため、自分もまた誰かに見られている存在であることを忘れてはなりません。そして、もし願いが叶うなら、自分も「また逢いたい」と思ってもらえる人になりたい、と強く感じました。

 

 

 

 

そのためには、理想の自分を思い描き、それを意識しながら日々行動していくことが大切です。この「なりたい自分」を意識することこそが、外見や内面を磨き、より魅力的な人間へと成長していく大きな一歩になるのではないでしょうか。

理想の自分へ近づくために

理想の自分に近づくためには、まず心の備えや前向きな姿勢が必要です。「未来は今日の積み重ね」と考えれば、理想の自分に向かう道のりも決して苦しいばかりではなく、楽しみに変わることがあります。

私自身も周囲を見渡してみると、学ぶべき点が多い方々にたくさん出会います。その姿勢や言葉遣い、振る舞いから多くを学び、少しずつでも理想の姿に近づくことができると感じています。特に、「自分なんて」といった言葉は禁句です。そうしたネガティブな言葉を口にすることで、前向きな行動の妨げになってしまうからです。

小さな努力の積み重ね

理想の自分に近づくためには、大きな変化を求める必要はありません。毎日の小さな努力や心がけが未来を形作るものです。たとえば、姿勢を正して歩く、丁寧な言葉を心掛ける、そして他人への感謝を忘れないなど、ささいなことの積み重ねがやがて大きな結果につながるのだと思います。

また、自分の周囲にある美しいものや心が惹かれるものに意識を向けることも大切です。素敵だと思う人や景色からインスピレーションを受け取り、それを自分の行動や考えに取り入れることで、さらに魅力的な自分を作り上げていくことができます。

「また逢いたい」と思われる存在に

理想の自分を描き、それに向かって努力を続けることで、他者にとっても魅力的な存在になることができます。言葉を交わさずとも、立ち居振る舞いや表情から伝わる人柄は、周囲の人々に良い印象を与えるものです。そして、それが「また逢いたい」と思われる理由になるのでしょう。

未来の自分は、今の自分の行動によって形作られるものです。日々の行動を丁寧に積み重ねながら、自分自身の理想に向かって一歩ずつ歩んでいきましょう。その過程で、誰かにとっての「素敵な人」になれるかもしれません。そして、自分自身もまた、心豊かな毎日を過ごせることでしょう。