着物の美意識

着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。

季節に柄や色を合わせることが着物選びの基本とされていますが、秋は紅葉や菊など草花だけでもたくさんの代表的なモチーフがあります。そのような柄行をメインに描いているものは秋らしさを演出できるかと思います。
その他に、秋の七草の桔梗やススキ、萩、葛、撫子、女郎花なども、秋が盛りの花になります。旬の季節にこそ着てほしい模様です。

季節の移ろいとともに、そのときどきに心地よく感じたり美しく見える柄行や色を合わせるというのは、四季のある日本ならではの美意識のように感じます。そのような四季の変化を感じとり、着物で表現できると素敵です。