着物が語る感謝と力

着付け教室福岡 麗和塾 内村圭です。

 

私にとって、いただきものの着物や受け継いだ着物は、ただの服ではなく、その布に込められた思いや歴史が、私の心に深く刻まれています。これらの着物は、贈り物として頂いたものもあれば、家族や親しい方から受け継いだものもあります。そして、それらはあたかも時間のかたちで、私の人生に織り交ぜられています。

縁のあるものを身に纏う意味

縁とは、運命的な出会いや綿密な縁起が絡むことを指します。いただきものの着物や受け継いだ着物を身に纏うことは、まさにそんな縁の象徴とも言えるでしょう。それは一枚の布地が、様々な人々や瞬間と結びつき、特別な存在となる瞬間です。着物を身に纏うことで、運命や縁に感謝し、その瞬間を大切に思うことができます。

お守りのような存在

着物は、時にお守りのような存在となります。その美しい柄や繊細な縫製は、まるで守り神が宿るかのように感じられます。特に、大切な日や節目の日に身に着けることで、何か特別な力が宿るような錯覚に陥ります。それは、お守りとしての役割だけでなく、過去から受け継がれた歴史や文化とのつながりを感じる瞬間でもあります。

気持ちを支える存在

いただきものの着物や受け継いだ着物は、私の人生において何かしらのサポートをしてくれるような存在です。特に厳しい時や挑戦の日々に、それを身に纏うことで、気持ちが引き締まり、前向きな力を得ることができるのです。着物がもたらす安心感や美しさは、私の心を支え、日常の中に花を添えてくれています。

家族や親しい方から受け継ぐ力

家族や親しい方から受け継いだ着物には、特別な力が宿っているように感じます。それは、その着物を身に纏うことで、先祖や親しい人たちの思いや暖かさを感じる瞬間です。着物は時間を超えて受け継がれ、それを身に纏うことで、先代から受け継いだDNAのようなものを感じることができます。その瞬間、家族や親しい人たちとの絆がより深まり、感謝の気持ちが溢れてきます。

 

 

着物の魅力とは

着物には、ただの服としての美しさだけでなく、その背後に潜む歴史や感謝の気持ちがあります。手に入れたり、贈られたり、受け継いだりすることで、それは単なる衣服を超えて特別な存在となります。その魅力は、一枚の生地が持つ豊かなストーリーや、それを纏うことで生まれる感謝の念にあると言えるでしょう。

2023年: 着物との新たな出会い

新しい年を迎える度に、着物との新たな出会いが期待されます。いただきものの着物や受け継いだ着物は、年月を重ねるごとに愛着が深まり、その価値がより一層増していくでしょう。2023年も、それぞれの着物が持つ物語や縁を大切にし、新しい出会いを楽しみつつ、過去からの受け継がれた力に感謝の気持ちを込めて過ごしていきたいと思います。

周囲の人々との縁を大切に

着物という美しい衣装を通じて、周囲の人々との縁を大切にしていきたいと思います。着物は単なる装いだけでなく、人と人を結ぶ特別な媒体とも言えます。縁が繋がり、継がれていくことで、私たちはより豊かな人間関係を築いていけるでしょう。そのために、着物を身に纏うことが、新しい縁や絆を生むきっかけになることを期待しています。

着物と歴史、感謝と未来への期待

いただきものの着物や受け継いだ着物は、単なる衣服以上のものです。それは、歴史や感謝の気持ちが詰まった特別な存在であり、私の人生において欠かせないものとなっています。これからもその着物たちと共に歩み、新しい年を迎えるたびに、感謝の気持ちを胸に、未来への期待を抱きながら、縁と歴史とともに歩んでいきたいと思います。